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概要
はじめに
癌の治療が進歩したにもかかわらず 全死亡者の三人に一人は癌によって死亡する時代となっています。また、一般病棟では、急性期の治療が優先されるため、どうしても末期癌患者さんへの対応が後回しになることもあったと思われます。この様な背景から、当院では平成8年6月に緩和ケア病棟が開設されました。
緩和ケア病棟とは
緩和ケア病棟では、治癒を目指した積極的な治療が有効でなくなった癌患者さんで疼痛などの肉体的な苦しい諸症状や精神的苦痛の緩和を希望される方を対象としています。すなわち、CURE(治癒)ではなくCARE(ケア)へと治療の重点を移した患者さんの症状を和らげ、残された時間を家族と共に過ごせる様に患者さんと家族への援助を目的としています。
病棟の特徴
- 家庭的な環境の中で、痛み・体のだるさ・不安などの症状をやわらげ、充実した日常生活が過ごせるようにスタッフ一同、努力します。
- 患者さんやご家族の悩みをいっしょに考え相談にあたります。
- 症状が落ち着き、自宅での介護を望まれる患者さんには、緩和ケア外来への通院や当院の訪問看護ステーションの利用が可能です。
対象患者
- 積極的な癌治療の対象とならず、疼痛などの諸症状に対して対症的治療の必要な患者さん
- 患者本人または患者家族が、緩和ケアへの入院を希望する患者さん(患者さんへの癌告知の有無は問いません。 しかし、患者さんの理解度に応じて家族と相談しながら、癌告知の可能性がある事に対して家族が理解していること。)
病棟内容
| 有料個室A | 洋室1室・和室1室 |
|---|---|
| 有料個室B | 洋室8室 |
| 無料個室C | 洋室12室 |
| 計 | 22室 |
| ディルーム・食堂・キッチン・家族室・一般浴室(檜風呂)・特殊浴室など | |
| 個室料 (1日あたり) |
個室A 15,750円 |
| 個室B 10,500円 | |
担当医プロフィール
専任部長
- 岡田 雅邦
- 昭和62年 京都府立医科大学卒業
- 平成7年 社会保険神戸中央病院 内科
- 平成16年 社会保険神戸中央病院 緩和ケア病棟部長
医長
- 新城 拓也
- 平成8年 名古屋市立大学医学部卒業
- 平成14年 社会保険神戸中央病院 緩和ケア
スタッフ
- 専任医師 2名
- 神経科医師 1名(併任)
- 看護師21名(がん性疼痛看護認定看護師1名、緩和ケア認定看護師1名)
- 看護助手 2名
- ソーシャルワーカー・ケアマネージャー(併任)
- 薬剤師(併任)
- 理学療法士・作業療法士・言語療法士(併任)
- ボランティアなど

